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🌼読書で国語力アップ

なぜ読書は大切か

 大学入試の国語は年々、難化しています。難解な文章を大量に読み、さらに、難解で長い設問に答えるという形式が一般的です。このような日本語の情報処理スピードを見る傾向は今後も続くと思います。

 国語力は一朝一夕につくものではありません。受験生になってから身に付けるのは不可能です。小学生の間から地道に国語力をつけることが大切です。

 何もしないのに自然に身につく国語力はありません。日々の読書を通じて、意識的に国語力を付けましょう。読書は本来、楽しいものです。ですから本はちょっとの努力で楽しく勉強ができる、最良の教材なのです。

こんなふうに読書をしよう

 小説もよいですが、自分の好きな分野について書かれた専門的な本も交えながら読むのが理想です。まんがは読書には含みません。もちろん、まんがもおもしろいし、大いに読むといいですが、読書には含めません。

 読書の分量は学年×10ページが目安です。たとえば小学校3年生なら1日30ページです。自分ではなかなか読めない間はおうちの方が読み聞かせをしてあげると良いです。1行ずつ交代で読むのも良いです。そのうち自分で読むようになります。

関連記事(言葉の森HPより)
*読書は学校の勉強より大事で、熱中することが読書の条件
*子どもに読書をさせるには
*国語ドリルでは国語力はつかない

おすすめ図書 111冊

 次に紹介するのは浅岡の好みで選んだ、子どもたちに紹介したい本です。自分の子供たちにも勧めました。

 ほかにも面白い本はたくさんありますので、おうちの方がお気に入りの本を勧めてあげると良いです。そうこうするうちに、自分の好みのジャンルができ、好きな本を自力で見つけられるようになります。




小学生へのおすすめ図書 65冊

【低学年】
『子供の伝記』シリーズ(ポプラ社)私は特にモーツアルトの伝記が好きで、モーツアルトの長い長い名前を暗記していました。

『科学なぜどうして』1−3(偕成社)私の子供の頃は『理科なぜどうして』という名前でした。雪男の話が好きでした。雪国に住んでいたので、雪の夜には雪男を想像しては心底、怖くなりました。

【高学年】
上橋菜穂子『精霊の守り人』シリーズ(新潮社) ファンタジー。女戦士、バルサがかっこ良し。獣の奏者と同じ作者。

ローラ インガルス ワイルダー『大草原の小さな家』シリーズ(福音館書店)小さな女の子から見た家族の物語です。アメリカ西部開拓史でもある。出てくる食べ物がとてもおいしそうなのです。

エニド ブライトン『おちゃめなふたご』シリーズ(ポプラ社) 全寮制の学園物語。女子寮ってこんなかんじなのか。

J K ローリング『ハリーポッター』シリーズ(静山社) みんな大好きハリーポッター。全寮制の学園物語。魔法が使える世界。


中高生へのおすすめ図書 46冊

上橋菜穂子『獣の奏者』1−5(講談社) ファンタジー。主人公の女の子エリンも素晴らしいけれど、周囲の大人たちも最高。スピンオフ版は周囲の大人が主人公です。

有川浩『図書館戦争』1-6(角川書店) マンガや映画もあります。比較してみるのも面白いです。

佐藤多佳子『一瞬の風になれ』1-3(講談社) 陸上部、短距離選手の物語。

小野不由美『十二国記』シリーズ(新潮社) ファンタジー。今でもよく読み返す。2019年11月、20年ぶりに続編が出てようやく完結。アニメもおすすめ。

田中芳樹『銀河英雄伝説』シリーズ(東京創元社) 帝国軍と同盟軍の戦い。言い回しが難しいので、ていねいに読めば古典と漢文の成績が伸びそうな気がします。2回目のアニメ化が進行中。アニメ秀逸。

ロバート チャールズ ウィルソン『時間封鎖』3部作(東京創元社) SFです。ハードコアSFではないので、文系でもバリバリ読めます。いつか太陽が地球を…!?





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