2019.04.16 Tuesday 青春をどうすごすか　小６　なっちゃん 　人生に一度しかない青春を勉強にかけるのかそれともスポーツにかけるか、いま私は悩んでいる。私は小学校4年生から陸上部に所属している。だから中学校でも陸上を続けたい。私が進学する中学校は陸上部と駅伝部がある。駅伝部は全国駅伝に出場するなど、全国レベルだ。当然、私も全国を目指せる駅伝部に入ろうと思っていた。だが、駅伝部は全国大会や関東大会出場があるため、引退時期が中３の10、11月になってしまう。一方の陸上部は引退時期が中３の4，5月で、高校受験に影響が少ない。 　私の母は中学生から柔道をやっている。始めた理由は特になかったそうだ。母は勉強が嫌いだった。そんなある日、ある高校から推薦が来た。母はその高校に行き、大学は柔道の名門の大学へと進学し、全国2位まで上りつめた。その後、実業団へと入った。母はこの話をするときいつも「もっとちゃんと勉強すればよかった」と言う。今、母は祖父の経営する造園関係の会社で働いている。今度の7月にある造園施工管理技士一級の資格試験に向けて勉強中だ。母は案外、楽しそうに 「タンポポの花って、咲き終わった後どうやって綿になるか知ってる？」 とか、出かけたときも 「この木ってね……」 と話す。もしかしたら、母はやっと自分の好きな勉強に巡り合えたのかもしれない。 　「好きこそものの上手」というから、学問ではなくスポーツを極めるという生き方もある。私はまだ陸上部のどちらの部門に入るか決めていないがいろいろな人の話を聞いて、自分で決めた道を歩みたい。

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