2020.02.07 Friday カイコガは食いしんぼう　小４　Welcome 　僕のひいおばあちゃんとおばあちゃんは昔、養蚕家でした。だからカイコガというガをたくさん飼っていました。箱の中に入れて飼っていたそうです。今ではとても珍しいガです。上皇后様が幼虫を飼われています。 　そのガは桑という植物の葉を食べます。おああちゃんとひいおばあちゃんは野菜もカイコも桑も育てていたのでとても大変だったそうです。また、桑は特別な黒い汁を出し、チクチクしているので採るのが大変だったそうです。箱の中に桑を入れると幼虫が食べ始めます。その食べること食べること。ものすごい勢いで食べていくらしいです。もしも、ぼくがそんなに食べていたら気持ち悪くなってしまいます。 　夜寝ているときもまるで小雨が降るようにパリパリ、ガサガサと音がするそうです。もしぼくの家がそういう様子だったら、音がうるさすぎて全く眠れないと思います。カイコはすぐ食べ終わってしまうので、何回も入れかえなくてはいけなくて大変だったそうです。とてもすごいと思います。 　寝ているとき、枕に幼虫が来る時があるそうです。お母さんは幼虫が苦手です。お母さんが怖がっていても、おばあちゃんとひいおばあちゃんは 「ほれほれ」 とかわいがっていたらしいです。 　今はもうかっていませんが、カイコが作ったまゆなら大量にあります。僕の家にもまゆが2個あります。カイコは頭をくるくる回しながらまゆを作ります。糸を吐くのに力が要ります。しかもさなぎの間は何も食べないので、幼虫の間にとてもいっぱい食べるそうです。ぼくはカイコガの深い物語にびっくりするばかりです。 　カイコはいかにも大きな害を与えそうに見える昆虫です。しかし、実際にはとても役に立っているのだと知ってとても感心しました。昆虫をちょっと好きになりました。昆虫はいいものだと思いました。

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